投票しやすい政界再編を妄想してみた

特に自民党民主党は政党内にいる人たちのポリシーの幅が広くって、どこかに投票しろっていわれるとかなり難しくなっちゃう。

そこで、もう少し、分かりやすく投票しやすい政党ポートフォリオを勝手に考えてみた。

保守党

構成:自民党の一部+日本新党
支持者:地方、シニア
政策:既得権益最重視


とにかく企業や都市の現役層から絞りとり、地方のリタイヤ層に再分配することだけにフォーカスした政党。
法人税所得税を上げ、地方に道路を作りまくり、兼業農家に撒きまくり、年金受給者のレベルを維持するために、現役の保険料を倍増させる。育児支援に金使うなんて持ってのほか。そして、どんなことでも許認可が必要な仕組みを作る。
現状維持最優先なので安全保障的にはハト派
基本的に何もしないで現状のまま支持者が死ぬまで課題の先送りをすることが党のミッション。
規制大好き!公共事業大好き!公益法人ウエルカムで大きな政府を志向するため、官僚にも大人気。


1票が重い地方、投票率の高いシニアに強く、公共事業や許認可をエサに政治献金の集金力も抜群、医師会なども支持に回るので最大政党になるが過半数はムリ。

自由党

構成:自民党の一部+民主党の一部
支持者:都市、現役
政策:新自由主義


保守党の敵となる政党。市場主義をポリシーとし、規制緩和、小さい政府を志向しなんでも改革が好きな政党。
法人税を下げて企業の海外移転を抑制する一方で消費税を上げ、何とかしてシニアから少しでもむしろうと企む一方、財界の意向を汲んで教育や育児支援もそれなりには考えている。道路も作らず、農業も補助金を廃して市場化しようとする。公務員をとにかくシバくので、こちらとの関係は最悪。労働人口の減少には移民受け入れで対応。
外交的には、アメリカはもちろん中国、インドとの経済関係を重視してあまり派手なことはしない
基本的に経済最重視で財界に支持される。


都市、現役層(除公務員)の支持が高く、財界にも支持されお小遣いはあるものの、残念ながら都市は票の重みが軽いため、保守党には追いつけない。

社民党

構成:民主党の一部
支持者:高学歴、現役+非正規労働者
政策:社会民主主義


高負担、高福祉、低法人税の北欧型政策パッケージを志向する政党。経済面では基本的に市場主義で新自由党と政策に大差はないが、セフティーネットとか教育や育児支援を厚くして、国内の消費需要を伸ばすことを狙う。大きな政府ではあるが、許認可や公共事業の拡大でなく、再配分を仕事とするため、官僚にとってのメリットはあまり大きくない。
外交的にも新自由党とほぼ同様。

都市での支持は高いが、増税が大嫌いな主婦層の支持を取り付けられずがんばっても第3位。但し、キャスティングボードを握る立場となり意外と発言力あり。

公明党

そのまま。総連、民団の支援拡大を取り付けるかも。

極右党

構成:自民党の一部他
支持者:シニア+ニート
政策:?的


自国固有の文化とそれへの誇りを持つことだけを追い求める。憲法の改定、教育勅語の復活、義務教育の道徳と国歌斉唱を進める。経済にはほとんど関心がなく、カスミを食っても誇りを持って生きればいいという姿勢。
しかし、軍の増員によって結果失業対策となり消費需要の拡大につながったり、軍事費の増大で国債を乱発しデフレを止めることが微妙に期待されていたりもする。
但し、外交的にとにかく中国、韓国、北朝鮮とやりあうため、経済面の影響は避けられないばかりか安全保障上も不安要素一杯なのでさすがにそんなに支持は大きくはならない。

ネット上では熱狂的な支持者がいるものの、リアルな得票に結びつかないのが残念なところ。

共産党

基本そのまま。社民党の一部が合流するも、新聞不況が打撃となる。


Yahoo!にあった政治ポジションテストのマップ上に置くとこんな感じか?

ちなみに僕のテスト結果だとこんな感じなので、新自由党のはず?
http://seiji.yahoo.co.jp/guide/position/kekka.html?px=5&py=0

こうなったらどこに投票します?