TOEICスコアを効率よく取る

http://toscana.sakura.ne.jp/TOEIC

別に画期的な勉強法をしたわけではなく、なるべく短い勉強時間でTOEICの成果を残そうと思いやってみたら880点取れました。やることは至って普通ですがいくつかポイントがあると思います。
だれにでも向いているとも思いませんが、時間のない社会人向きかも。
また、TOEICに絞った対策なので、総合的な英語力を伸ばしたい人向けの勉強法ではありません。就職や昇格試験対策にどーぞ。

ポイント2 「話すな、書くな」

TOEICは、話さなくてもいいし、文章を書かなくてもいい。だから話す練習、文章を書く練習、正確なスペルを覚えることは全然必要ないです。

で、聞くのと同じ速度で話すことはできないし、当然書けばもっと時間がかかりますよね。

だから、リスニングは聞くだけの勉強に集中し、リーディングも読むだけの勉強にしたほうが同じ勉強時間ならたくさんやれると思うのです。音読も書き取りもTOEIC対策には効率悪いと思う。ディクテーションとかTOEICには効率悪すぎと感じます。

ポイント2 「速読力」

パート7の文章問題は時間との勝負なので、当然速読力が必要なんですが、リスニングのパート3.4でも、速読力があれば全然有利。

問題の音声が流れる前に問題文に出ている質問と選択肢を全部読んでおける速読力があれば、聞くべきところが分かるし、聞いて特定できなくても、選択肢の中のどれかを判断すればいいだけだからリスニング力不足をかなりカバーできる。

僕はCNNは全然分からないレベルのリスニング力ですがリスニングパートで470取れました。

大部分聞き取れるようなリスニング力なんて、けっこうやらないと身につかないでしょ。それなら読むスピードUPと先読みの練習したほうが時間効率は全然いいと思う。

読むスピードに重要なのは「単語力」だと思う。知らない単語を類推してたら当然スピードは落ちる。知ってても、考えないと出てこないレベルだとスピードを落とすので、意味が反射的に出てくるくらいの単語を増やそう。前から読んで読み返さずに意味を取る練習も必要。そうしないとリスニングできないでしょ。

ポイント3 「試験対策」

パート3,4での選択肢先読みは練習がいるし、パート5,6を高速で終わらせパート7に時間を残すためにも、「回答に迷ったら考えずにカンでマークする」ために諦めをよくする練習と、そのときにあんまり読まずに選択肢を消去法で狭めるテクを身につけたい。

英語慣れして感覚で正解できるようになるほどたくさんの勉強時間が取れる人はそんな必要はないですが、そこまで時間が取れない人にはテクを磨いたほうが時間効率はいい。

パート5,6は出題傾向に合ったところだけ文法のお勉強を。言い換えのパターンに慣れるとパート2.3.4で強くなる。模試と試験対策本で勉強を。

ポイント4 「解説がわからない参考書をやらない」

特に文法的な解説が意味分からなかったら、その本をやるのはけっこう時間のムダ。その本はちょっとしまって基礎的な文法をやろう。中学生、高校生向けの参考書とか。で、それができたら元の本に戻ろう。

知らない単語が沢山出てくるリスニング教材や、文章を読むのもムダ、知らない単語を出てくるたびにいちいち調べてたら時間がかかっちゃうし、本来のリスニングや読解の練習にならない。でも調べなきゃ意味が分かるようになるわけないし。
そんなときは単語や熟語だけを先にもっとやってからの方が、単語を覚える時間効率も、リスニングや読解練習も効率が高い。

試験まで時間がなくて急ぎたくなるけど、基礎を固めてからTOEIC本に進んだほうがいい。


おすすめ参考書などは至って普通ですが書いてあります。
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