男女差別反対!

僕、男女差別って嫌いです。世別に関わらず生産性の高い人間が働いて、たくさんの付加価値を生み出していくことが社会にとって望ましいと思うから。
子供のころからの教育でジェンダー意識を消していくことも必要だけど、男女差別なく取られる税金による公の事業で性差別があるのは猛烈におかしいと思う。市民の意識はすぐに変えられないけど、法律や行政の制度はすぐに変えられるし、まずはそこからでしょ。


1. 女性しか入学できない学校がある、しかも国立で。

いわゆる女子大で、性別を理由に受験すら認められていない。短大なんて性差別しているところが大部分だ。御茶ノ水女子大など、国立であっても明らかな性差別が行われている場合がある。それっていまどきどういうこと?教育の機会くらいは男女平等にすべきでじゃないの?国立学校での性差別なんてものすごく論外だと思うのだが。男性だって税金払っているんだから。


2. 性別で入試が別、定員もそれぞれ設定されている学校がある。

高校でよくありますが、男女が別の入試、別の定員になっている場合があり、たいていの場合女子の方が難易度が高くなっている(桐蔭のように)。これも、性差別の最たるものですよね。女子で落ちた子よりできの悪い男子が入学できちゃうことがあるわけだから。
私立学校とはいえ、国から補助金がたくさん出ているわけだから、純粋な民間とはいえないのでこれも見過ごせませんねぇ。


3. 校則が男女で異なる場合がある。

例えば共学の中学校で、男子のみ丸刈りの学校がまだ残っているようだ。女子は三つ編みだったりすることもある。これは差別ですよね。子供のころから校則ので男女を差別していると、大人になってもジェンダー意識を持ってしまう原因になるんじゃないかな。女子も丸刈りにすべき、もしくは男も三つ編みにすべき(志望者激減しそうだが)。もちろんルールなしでもいい。とにかく男女差別なく同じルールを適用して欲しい。少なくとも公立だけは。


4. 学校スポーツでの区別

ほとんどのスポーツで、男女が区別されているように思う。これは、男性より女性の方がパフォーマンスが低いと言う前提に基づくものだと思うのだが、その傾向は記録を見れば確かにある。しかし、全員がその前提に当てはまるわけではないだろう。ゴルフのミシェル・ウイーのように男子ツアーで勝負している女性もいるわけだし。
女性が男子の競技に参加でき、その逆はダメというのは男女差別なので、男女の区分を取っ払ってしまうのが一番いいのではないか?さっきの桐蔭の入試とは逆に、俺よりタイム遅いのになんであいつは女だからって県代表なんだ!女はいいよねー。という理不尽さもなくなるだろう。子供のころに刷り込まれたジェンダー意識は根強くなるので、教育の場での男女区別はトイレだけでいい。


5. 労働法制で男女の扱いが異なる場合がある。

もうだいぶ少なくなってきたのですが、まだ、残ってます。例えば、労働基準法にある女性の坑内労働の禁止とか、これは、女性の就業の機会を失わせるのでおかしいですね。坑内労働は比較的収入の高い職種だし、きついからやりたくない女性は別にやらなきゃいいわけで。女性が坑内労働に着く機会を法律が奪うことではないかと。
妊娠中の労働に関する規定は、結果女性にしか適用されないが、これは、女性全てに適用されるものではないので男女差別とはいえないと思います。ただ、生理休暇はどうでしょう?これは微妙ではないかと思っています。


6. 社会保障は性差別のオンパレード

遺族年金、寡婦年金、母子手当など、女性だけが受けられる年金が、このご時勢でも色々存続しています。同じように保険料を払っていても、性によってもらえるものが違うのであれば、男性は払うのがちょっとばかばかしくなりますね。こんな差別があるから、年金払ってくれないと言う面も少しはあるのかも。
他にも社会保障関係は、生活保護の対象年齢など男女差別がたくさん残っているようですね。


こんな私も民間営利団体での男女差別は仕方ない部分があると思っています。なにしろ商売だからね。なので、レディースデーや女性専用車両や土俵の女人禁制は差別ではありますが、商売だから仕方ないと重う。文句があるなら半数株買い占めてから言うしかいないだろう。僕もキャバクラに行って男性に接客されたくないし。
労働市場での制度外の差別は、いまどき民間企業でも能力が高い女性を放っておくほどの余裕はどの会社にもあまりないから、解消の方向に向かっていると思う。でも公の制度だけは男女差別を止めて欲しいと思う。