地域格差

所得の格差ってありますけど、これって、同じ日本の中でも地方によってずいぶん差があるんですよね。やっぱり東京が高くって、沖縄とかが低かったりします。
東京は生産性が高く、地方は低いということだと思います。ていうか生産性の高い人が、生産性の高い東京の企業で仕事をしていることが多いということなんでしょう。

これって、是正すべきなんですかね?経済、特に情報が重要なビジネスの場合集積が大きくなることによる利益は大きいので、もっと大都市に集中してもいいくらいだと思うし、土地や労働力の価格がポイントになる商売は地方の方がメリット大きいでしょうから勝手になるようにすればいいのではという気がします。同じ労働で購買力平価賃金が地方によって異なれば、裁定が働き、そのうち引越してきてバランスが取れるようになるのではないでしょうか?

最大の問題は、格差の是正が、道路をはじめとした公共事業でなされることが多いことで、あんまり車が通らない道路が地方にバンバン出来てしまうことでしょうね。地方は1票の価値が都会より高く、政治力があるため仕方ない面もありますが、そんなもったいないことするよりも、地方交付税はずんでその分地方税下げればいいのにとか思います。
それで、国内でミニタックスへブンになって(地方税だけなんでそんなたいしたことにはなりませんが)、微妙にお金持ちが戸籍を移してきてその地方の税収UPなんてことになればおいしくないですか?

税金以外にも各自治体の裁量範囲が広がり、自主性が発揮されて、国民を取り合うマーケットが成立して、各人のニーズに見合った地域に引っ越す、ということになってくれば、みんなちょっとだけ幸せになれるんじゃなかろうか?