教育

教育に関してもこればっかりで恐縮ですがやっぱり市場原理が働くべきだと思うんですよ。つまり、親とか子供が求めているものを提供するってことかなと。で、何を求めているかっていうと、多くの人はぶっちゃけ上級学校では希望する職業につけること、初、中等教育ではそういう学校に行けるかどうかなんじゃないすか。

実際その方向でやっている私立高校とかは人気上がっているし。でも、そういう学校も一応人格が…とかの教育理念を掲げてるところが気に入らない、正直に行って欲しいよ。

問題は公教育があんまりそうなっていないことだと思っていて、これは格差の固定化につながると思うわけです、全部が全部そうならなくてもいいけど、実もフタもなく、受験対策のみをする公立学校があっていいし、学校選択の自由があって欲しい。また、途中で違うかなと思ったら学校を変えやすい制度も欲しいですね。人格の完成とか社会的能力向上とかは、学校みたいな社会で生きることによって勝手に身につくことで、教師の話で着くもんじゃないから学校は気にしなくていい。ま、市場が求めるならそういう方向で差別化した学校があってもいいんだけど。

そうすると、文部省認定の基準があり、これを満たせば補助金あげるっていう画一的なプログラムに誘導する制度が良くなくて、子供の側に教育バウチャーをあげて、全額アメリカンスクールや塾に使ってもいい位の自由度があるといいと思う。そうしないと学校側に市場対応しようというインセンティブが働かずに、自分たちの教育理念を押し付けるだけになるよ。もっというと公教育自体が郵便局と同じで民業圧迫で良くないという説もあるが国民の義務だからねぇ、仕方ないか。

うはいっても初等教育はその子に何の能力があるか見極める時期だと思うから、ここで特化しなくてもいいと思うけど、市場が求めるなら特化したのもあってもいい。あと、初等教育は親が働いている間子供を預けられるという機能もあるのでそういう面で市場対応した夜まで勉強させる学校もあってもいいと思うなあ。両親ともアルバイトとか、シングルマザーの世帯が増えていくと思うから。
ここまではなんか猛烈に一般的な意見ですねぇ。なんか面白い事言えないかなぁ。
えっと、子供の能力の伸ばし方なんですけど、リカード的に比較優位にあるものを伸ばすというのをもっと徹底していいんじゃないでしょうか、その方が分業化されたニューエコノミー社会のためだし(ゼネラリストは少し居ればいい)、本人もその方が楽しいでしょ。あと、天才は天才として育てて欲しい。エイズの治療と常温核融合を成功させられるような子を早く育ててくれ。

そうするとこんな感じ?

小学校
何に才能があるのか、もしくは何もないのかを見極めるための教育&親が働けるように子守り(夜まで勉強する学校とか、成果面でも親に人気でそうだが)

中学校
この時点でかなり分化、頭のいい悪いというタテの分化だけでなく、比較優位を伸ばすことに対応したヨコの分化を。ただし間違ったら途中でコースを変われるように。

高校 
中学校のバラエティ+職業教育か上級学校進学かのバラエティ(でも、職業教育って言っても出口の多くの部分はアルバイトだからなぁ、そのための職業教育って何だ?風俗で働くのための職業教育なら教師志望者が増えるだろうな。不要であれば、税制とか、ファイナンスの知識とか、起業のための公的支援制度とか生活に必要な知識の教育を)

大学 
基本職業教育だが当然研究者も養成
てな感じ?

やっぱ普通だ。つき合わせてすみませんでした。

話は変わりますけど、教師の体罰も、校内暴力も、暴力を伴ったいじめも全て法律で解決すべき問題だと思います。こういうのを内内で済ましていくと、子供の順法意識が育たず、俺がルールだ化しませんかね。せっかく色んな法律があり、第3者の裁判官が裁いてくれるわけですからこれがいちばんすっきりすると思いますよ。教師もイジメ
の対応とかは全て警察に任せて、勉強教えるのに集中して欲しいです。