東アジア

まず、好きか嫌いかという話をすると、僕は「国は国民のためにあるもの」だと思っていて、言論の自由は必須、犯罪者以外を殺したり弾圧する権力は論外だと思っているので、北朝鮮は文句なく論外に嫌い、中国も共産党独裁だし、表現の自由がないし文化大革命天安門広場で国民を殺したりするからかなり嫌い、韓国は昔の軍事独裁は嫌いだが一応民主主義になっているし、国民を撃ち殺したりはしないのでそれほどでもない。おまけでいうと戦前戦中の日本は当然かなり嫌いで今の中国と同レベル。今の日本は割と好き。といったところ。

もつれた東アジア外交をどうすればという意見は

中国
嫌いなんだけど、相手は大国だからねぇ。まず、安全保障的には脅威ですよね。今のところは海空軍力は高くないようなので、海を渡って侵攻できるのはがんばって台湾が限界だと思う、日本にはAWACSも空軍力も強力な潜水艦隊もあるし、なのでミサイル防衛システムができればとりあえずはそれほど脅威でもない。島国でよかった。ただ、どんどん金持って来てるし、ロシアの空母買ったりしてるし、今後はどうなるかわからん。そして日本だけではもちろん、アメリカが加わって色々やっても軍備拡大を封じこめるのは無理じゃないか。天秤にかけるの上手だからねぇ。内需+EU+BRICSで商売して成長を続けることは可能だと思うし。対抗して軍備を増強できる金は日本にはないし、もったいない。日本は人件費が高いからねぇ。
そうすると、ココとは共存したほうが得策だと思う。第一、あの人口と、この成長具合、そして純国内産業のダメさ加減を考えると、マーケットとして美味し過ぎる。もちろん安い労働力は生産基地としても魅力。あまりご機嫌を損ねないように付き合ってしっかり実を頂くのがいいのではないか?今の外資依存成長をそのままにしておけば、向こうとしても資本の引き上げが怖くなって、狼藉を働きにくくなるだろうし。
しかし、資本主義と共産党独裁の両立ってできるもんなんですねぇ。とりあえずは。

北朝鮮
ここも核とミサイルはあるけど、洋上侵攻能力はゼロなのでミサイル防衛システムが出来て、日本の原子力発電所に対するテロや生物兵器テロの防御ができれば(政治的にけっこう大変そうだが)安全保障的には問題なし。経済的な価値も覚せい剤以外はまるでないので付き合う必要はない。軍事は良く知らないけどミサイル防衛もノドンならパトリオットの新型で足りるのではない?スカッドもけっこう落としてたみたいだし。即経済制裁で崩壊を促進するのがいいのでは。餓死する人が沢山いるというのは人として耐えられないが、食糧支援も軍に行くだけらしいし、下手すると輸出して武器購入に回されされちゃうらしいし。僕も客観的にはあまり幸せではないのだろうが、この国に生まれなかったのは人生最強にラッキーと思ってる。崩壊したら中国になるのか、韓国になるのか…….

韓国
嫌いな人多いみたいだけど、上記2国と比べると民主主義だから良いのではないの。輸出で食っている小国だから狼藉は働かないでしょう。大きな国ではないし、人件費も安くないし、けっこう色んなもの自分で作れるので経済的な価値は薄い。ただ、対馬をはさんで中国があるのと、韓国があるのではかなり気分が違うから日本にとってはありがたい限りとも言える。民族統一の折には、西ドイツの数倍経済的に大変な事になるだろうから、中国にならないように色々支援することが必要になるだろう。そのときには十分助けてあげるべき。反日意識の高い国なので嫌いだという人が多いようだが、小国だし、中国と陸続きだし、属国、植民地、軍事独裁など歴史的にも不幸だし、割とかわいそうな国なので温かい目で見てあげたい。嫌韓は相手と同じレベルになっちゃうのでちょっと大人気ないと思います。
ちなみに僕儒教も嫌いです、男尊女卑だし。合理的に物を考えることを否定してる。ルサンチマン解消のためのたわごととしか思えない。